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著作権

TPP交渉、著作権保護期間「70年」で合意へ 82

ストーリー by hylom
著者が保護期間を指定できるオプションがあればよいのだが 部門より
fuminoli 曰く、

TPP交渉で著作権保護期間が従来の50年(映画を除く)から70年に延長するということで合意を得たことが報じられています(MSN産経ニュース読売新聞日経新聞時事通信

栗原潔氏のblogエントリー『著作権保護期間の延長と「ガーシュインショック」について』にもあるように、日本は外国に対して著作権の戦時加算が約10年程あるので,下手すると80年までになる恐れもあります。もう「70年」への流れは止められないのでしょうかね。

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  • by prankster (12979) on 2014年05月15日 14時40分 (#2601464)
    この件と直接は関係ありませんが、青空文庫が著作権延長についての意見を表明しています。
    興味のある方はこちら [aozora.gr.jp]を参照して下さい。
  • by nemui4 (20313) on 2014年05月15日 12時23分 (#2601331) 日記

    そのうちまた保護期間が延長されるんすかね。
    10年後ぐらい?

    • by Anonymous Coward

      原作の著作権が切れたとしても、ネズミの王様が出てくる作品は何らかの形で作られ続けていませんか?いつの日にか、黒塗りでないネズミの王様を描いてもよい時代が来るのでしょうか?

      • by Anonymous Coward

        ネズミの王様を使った作品を新たに作るのは商標権の方で問題になるんじゃない?
        関係のないところで初期のネズミ作品を上映されるのが嫌、という点に関しては著作権でしか保護できない。

  • 70年は長すぎるとしたら、何年なら適切なのでしょう。
    あるいは部門にあるように、著作権者が決定できればよいのでしょうか?
    この場合、短くすることで著作権者にメリットが発生しないなら、結局最長の期間しかとられないようにも思われますが。

    自分なら何年でもいいけれど、著作権者はその著作物を適切な対価で提供する義務を設けたいです。

    • よく言われるように、70年にするのと引き換えに、1年毎の登録更新を義務付けてはどうでしょうか。
      やはりいちばん問題なのは、著作権の相続人がわからなくなり、著作物の利用事態がまったくできなくなる事態だと思うので。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2014年05月15日 13時54分 (#2601416)

        1年毎の登録更新なんていうのは、著作権を持っている個人を圧迫するでしょうね。
        で、そういった事に耐えうる企業が買い占めるっと。

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          それこそ買い上げてもらった個人は登録の手間もかからずお金が入って嬉しいんじゃない?それ以上の利益が見込めるなら自分で手間かけて登録すればいいだけだしね。登録放棄してパブリックドメインになったものを第三者が拾って自分のものにできるような制度でなければ問題ない。
          • by Anonymous Coward

            >登録放棄してパブリックドメインになったものを第三者が拾って自分のものにできるような制度でなければ

            そりゃ著作権が切れたらそうなるでしょ。

      • by Anonymous Coward

        著作権の場合どうなってるの?

        • by Anonymous Coward on 2014年05月15日 14時19分 (#2601441)
          1年あたりの印税と利率を基準に普通に課税されるよ。土地建物預金債権その他の収入を生む資産と扱いは全く一緒。
          親コメント
    • 年数ならば、本人の死後30年くらいかなぁ。本人死亡時に0歳の子が独立するくらいの期間ということで。
      企業の場合は、現行の公表後50~100年ぐらい [wikipedia.org]でいいと思う(特に理由はない)。

      --
      svn-init() {
        svnadmin create .svnrepo
        svn checkout file://$PWD/.svnrepo .
      }
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      >著作権者はその著作物を適切な対価で提供する義務を設けたいです。

      著作者が亡くなった後はどうします? あと描いた落書きを誰かが見たいと言ったらいつでも見せられるようずっと保持しておくのです?

      • by Anonymous Coward

        DRMの制限でメディアが壊れた後はどうします?

        無条件に提供義務とかはちょっとアレだけど、DRMで保護し、さらにそこに法的保護を受ける条件として提供義務があるとかそういう負担はあって然るべきだと思う。

    • by Anonymous Coward
      >著作権者はその著作物を適切な対価で提供する義務を設けたい

      ちょっと意味がわからないんだけど。
      適切な対価って何ですか?
      「この著作物は安すぎる!」「この著作物は高すぎる!」とかって何を根拠に判断するの?
    • by Anonymous Coward

      理想としては人間が働かなくていい世界を作って「0年」にしてほしいところだけど、現実的ではないな。
      >著作権者はその著作物を適切な対価で提供する義務を設けたいです。
      その適切な値段を決める方法があればいいんだけどそんなの多分ないんだよね。
      せいぜい「値段は好きに決めていいけど一度決めたら変えられないよ」ぐらい?

    • by Anonymous Coward

      個人的には10年。長くて20年て思う。
      普通であれば、10年もあれば製作に費やしたコストは十分取り戻せるはずだし、取り戻せなかったらそれは失敗作ということだと思う。

      ただ問題なのは、世の中のほとんどの人は公に価値のある著作権を一生持たないということだ。だから、著作権を守ろうという意識が低い。
      作る側に立ち、その苦労を理解しないと、著作権保護意識は育たない。だから、そういう意識のない人は著作権保護期間を適切には語れないと思う。

      自分は本も音楽も映像も作れないけど、プログラミングで他人の著作物をリスペクトし、ライセンスを守るということを(当然ながら)知ったからまだ製作側の気持ちがわかる。とはいえ、一度作ったものがヒットし、後世の印税などだけで一生ノウノウと生きていかれるのもなんかなぁと思うから、10年とか短くして、次の作品制作の尻たたきにでもなればと思うw その10年の収益だけでノウノウと生きてもらうのはいいけど。

      • by Anonymous Coward

        本や映画など商業ベースで考えられるものに対して、コストの視点から見た場合ならそれでも良いと思います。
        ただ、例えば建築物や絵画などはどうでしょう?
        10年経った建築物や絵画は複製してもOKというのは、ちょっと乱暴な気がします。

      • by Anonymous Coward

        相続した(自然)人が成人するまでってのはどうかな。
        最大20年。場合によってはなし。

    • 個人の著作権が例えば10年とか20年で失効したら、アイデアをWebに載せて実現させてる内に元の著作権が切れちゃうなんて事にもなりますし、
      流石に短すぎると思います。

      逆に、法人の持ってる著作権を50年も保護するのは長すぎると思います。
      著作者の利益と言われますが、著作物を作る人(おかしな表現ですが)と著作権を持ってる人の利益ってのは必ずしも一致しないと思うんです。
      過去の著作物があまりにも長い間著作権という形で独占され市場を占有し続けると新たな著作物を作る余地が産まれにくくなります。
      著作物を作ろうと言う人の創造性を阻害する事になるし、著作権を持っ

      • by Anonymous Coward

        > アイデアをWebに載せて実現させてる内に元の著作権が切れちゃうなんて事にもなりますし、

        アイディアの文章は切れたとしても、それを元に書いた小説などの著作権が最初から切れているということは有り得ない。

        特許出願みたいに公知になったらアウトというのと勘違いしていませんか?

      • by Anonymous Coward

        個人の著作権終了タイマーの起算は著作者の死亡から。法人の場合は著作時から。
        で、旧い作品が市場に出回るのは著作権で保護されているからじゃない。商品価値があるから。現に著作権切れで商品価値のある旧い映画は500円のDVDが第三者から販売されていたりする。
        50年前の作品でも商品価値を維持しているものがあり流通しているものがあるがなおかつ新規の作品はどんどん作られている。ディズニー1社の作品だけでもどちらもあるんだよ。旧作が新作の創作の阻害になる要因なんてないんだよ。
        なので、「もうすこしがんばりましょう」かな。

    • ”デフォルトで20年(cf.特許制度)。この期間は現行同様、著作物に対して無償かつ自動的に付与される。
      この期間を超えるものについては、登録制で更新料を払うことにより何回でも更新可能とする。
      ただし、更新料は市場の物価を元に毎年改定し、更に更新回数が増えるごとに割り増しとなるものとする。
      20年以上経ち、登録更新が行われなくなったコンテンツは、自動的にパブリックドメインに帰する。
      言うまでもなく、一度PDとなったコンテンツを再度独占することは何人にも出来ない。
      ただし、PDを踏まえて充分新たな創意が見られる派生物については、新たな著作物と認定される。

  • by Anonymous Coward on 2014年05月15日 12時44分 (#2601351)

    今のうちにせっせとIMSLP [imslp.org]で好きな曲の楽譜を落とす作業を始めるよorz

    • by Anonymous Coward

      さすがに遡及適用はされないだろう

      • Re:よーしパパ (スコア:4, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2014年05月15日 13時26分 (#2601395)

        栗原潔氏のブログにある通り、1993年にヨーロッパで遡及適用されたことがあったんですよ。(このときEUは70年で統一)
        いったんパブリック・ドメインになっていたものが、再び著作権の保護下に戻るようなことが。
        なので、同じことが日本でも行われる可能性はあります。(著作権者は確実に要求してくるでしょうし)

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          遡及適用されると面倒だなー。
          保護下に戻った作品をうっかり勝手に使ってしまって訴えられるって事案がしばらくはありそうね。

  • by Anonymous Coward on 2014年05月15日 13時56分 (#2601420)

    法人の著作権は特許と同じ25年に短縮すべき

    • by Anonymous Coward

      サンライズにお勤めの矢立肇さんや東映にお勤めの八手三郎さんが、永遠の寿命を獲得することになります。

  • by Anonymous Coward on 2014年05月15日 14時25分 (#2601447)

    事実上の無期限延長なんてことをするから
    「著作権のルールってやりたい放題なんだ」という印象になり
    かえって「だったらこっちもやりたいようにやろう」って
    軽視されることになったり…しませんかねえ

  • by Anonymous Coward on 2014年05月15日 14時29分 (#2601454)

    権利者特に法人は権利ばかり主張してないで著作物を流通させることを義務化することは出来ないの?
    廃本・廃盤になって人知れず消えていく名作の数々・・・

    • こういうの、実際名作が流通から消えることはあるのだろうか。
      商売になっていないということはオンデマンドでさえコストが回収できないレベルの需要ってことでしょう。
      その作品の著作権が切れたからといって流通に乗せる人、熱心なファンとかだと思うけど、は現れるのかな。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      権利者が著作物をどう扱おうと勝手だ。
      例えば「気に食わないからお前には使わせない」としたっていいんだ。
      他人の財布に手を突っ込むな。

      • by Anonymous Coward

        著作権は
        ”文化の発展に寄与することを目的 ”
        として、特権的な占有権を得ているわけですから、
        立法の趣旨から言えば、著作権者と言えど、何処までも勝手に出来る、というものではないです。

        文化の発展を阻害するような著作権の使い方が横行するなら、関係の法律を改正して制限することは充分可能です。

        • by Anonymous Coward

          著作権を自然権の様に主張するのもどうかと思うよね。 歴史を見れば、必要悪のような形で誕生したわけだからね。

  • by Anonymous Coward on 2014年05月15日 14時56分 (#2601477)

    TPPで争点となっていた著作権に関する話で、非親告罪にするかどうかがあります。
    権利者が警察に告発しなくても、警察が独断で逮捕できるってわけです。

    そっちの方を心配すべきじゃないでしょうか。
    別件逮捕などで使われまくりそう。

    • by Anonymous Coward
      だから何度も同じこと書くけど、親告罪は起訴するのに告発が必要なだけで捜査(逮捕も含む)に告発は必要ないんだって。
      • by Anonymous Coward

        つまり親告罪のままで全く問題ない。

        • by Anonymous Coward
          警察を信用するしないといった話題に関してはね。
          要するに#2601477は詭弁のガイドライン「6. 一見関係ありそうで関係ない話を始める」だから気をつけようねってこと。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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