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映画

hixの日記: 映画「ズーム 見えない参加者」 2

日記 by hix
原題は「Host」

古い映画って、音がモノラルだったり映像が白黒だったりと、最新の映像技術からしたら、かなりのスペックダウンなのだけれど、それでも作品の中に良さが見いだせるどころか、そういう低スペックさが作品の良さの多きを占めるという事は往々にして有る。

それを踏まえて、Zoomの音が遅れたり割れたり映像が細切れになったり接続が切れたりという、現代に於ける低スペック属性は、作品の良さを際立たせるのか?という対比については、そういう方向には働かず、むしろ不快感が高まる。
リアルにZoomを使っていて、音が遅れるだの割れるだの映像が固まるだの接続が切れるだの、って要するにストレスでしかない訳で(まして今のご時世テレワークが盛んなので回線品質は悪化の一途をたどる。タワーマンション住みの人なんか特に悲惨)、そんなもん映画の中に取り入れたってひとっつも楽しくない。

ホラー映画に対して、こういうベクトルの不快感を盛り込むというのは、たぶん斬新だと思う。
(褒めているのか?)

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  • by Anonymous Coward on 2021年01月19日 7時21分 (#3961265)

    セリフが分からないくらい音質が悪化したり、
    字幕が読めないくらい画質が劣化したら
    楽しめないと思う。

    • 映画館にはある種の不便さを求めております。
      暗闇の中に留め置かれ(これは自分の意志ではありますが)、私語は禁じられ、外部との連絡も制限されます。
      このような環境下であるから、作品に没頭できるという利点が得られる訳で、この辺りが自宅でテレビで観れば良いではないか?とはならない要因になるわけです。

      とはいえ、じゃぁもっと不便にしてやろうではないか!と、ご指摘のような事態も映画館の環境に加えられてしまったら、たまったもんじゃないですね。
      イマドキのサービス提供者は何を考えてるか分からないところがあるので、ヘタしたらやりかねないのが恐ろしいところですが...
      まぁ、わたくしの行っている映画館はどちらかというと硬派な感じなので大丈夫でしょう。

      本作は、ホラー映画という要素での不快感や恐怖感は実体験が無いので非日常を楽しめるのですが、Zoom側の不都合は腹立たしく実体験済みなのであんまり相性がよくなかったですねえ。
      親コメント
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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