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映画

hixの日記: 映画「春江水暖」 2

日記 by hix
漢字の単語は少ない字数で実に良く情景を表現する事が出来る。

4人の男兄弟で上2人は奥さんが居て上3人は子供が居る。奥さんの兄弟とかも入ってきて、人間関係が少々ややこしいが、後から追えるので初見で判らなくても大丈夫。

ヤクザに弟の借金を返せといちゃもんを付けられてもひるまなかった長男は元ボクサーだったとの事。
自分が親の大反対の末に結婚した事を忘れて、娘の結婚に大反対しているお母さん。
「現実を良く考えて!」と小言を言うが“現実”とは要するにお金のことで、「為人より懐具合を気にして相手を選びなさい」という事なのであるが、自分の言っている内容の真意に気づく事は恐らく無いんじゃないかな?「あそこん家の息子と結婚すれば借金が返せる」それぐらいに切実。

賭場にガサ入れ。ビスコ用意しておけば良かったのに。
ジャン先生が書いた本は英語の模様。

漁師の次男さんが、網から魚を外す手際の良さが際立っていて、役作りで凄く練習したんだろうなぁ...と思ったら、むしろ本職が漁師であった。
ほかにも、長男さんは本職料理店だし(ヤクザが暴れて滅茶苦茶にした場面は「俺の店がー」と言いつつ内心大喜びの肴屋本店みたいなものなのかも)、それぞれの奥さんやら子供やら婚約者やらが実際の夫婦だったり親子だったり恋人だったり。なんか凄いな。

第一章完。ってどんだけ続くんだろうこれ。ロシア文学も大層だが、中国の書物も辞書みたいな分厚い物語とかあったりしそう。
クレジットバックは、(恐らく役とか無関係に)出演者が川べりで思い思いに過ごしている風景。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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