娘交通事故に遭うんだけど死なない話だっけ?と思ったところから絶望に突き落とされる。
そしてタイトルの出方が更に絶望感を増長する。

「全員悪役」ってコピーの映画があったけど、とにかくこの映画には極端な人しか出てこない。
いちばんヤバいのがスーパーのおばちゃん。娘が死んで明らかに暴走しているお父さんの更に上を行くヤバさ。
この人のヤバさの原動力って何だ?いや、何だ?っていうかお父さん以上にどうしようもない人だ。

海の男は単に荒くれ者が多いのでは...
比喩でも何でもなく命賭けてるからねぇ。普通の人に比べたら気性が荒くもなると思う。

極端な人しか出てこないとはいえ、キャラクタが良かった。
特に、丁稚(?)の龍馬。なんでこの人を見捨てないんだ?という理由も含めて。

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