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映画

hixの日記: 映画「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」

日記 by hix
原題から「Summer of Soul(...Or,When the Revolution Could Not Be Televised)」と、長い副題が付く模様。

1969年夏の黒人音楽イベントの映像記録。
長らくどこかの地下で眠っていたらしい。

あの当時観客として来ていたり、駆け出しの若いミュージシャンだったり、そんな人も登場。スティービー・ワンダーとかね。
スライ&ザ・ファミリー・ストーン。サイケデリックなバンドとして紹介されていた。黒人と白人、男性と女性の混成だし、当時としては異色だったのだろう。
サイケデリック...トランペットのお姉さん(シンシア・ロビンソン)の顔がいかにもサイケデリックだと思った。何がどうサイケなのかはさておき。
アフリカのなまはげさんも登場。火気厳禁。

1969年の歴史的背景なども良い感じに織り交ぜられていた。
前年にキング牧師が暗殺されていたり、JFKの弟が暗殺されていたり。
当時のニューヨーク市長は良い人だな。白人なのに理解がある。
アポロ11号の月面着陸。人類にとって偉大だと思うか思わないかという事について、少し違う面の解が有る。
日々の生活に切実な問題があるなら、それどころではない。それについては、真剣にそうなのだ。
政府が何とかすべき困窮した生活を強いられた人々の犠牲が有っての上で、莫大な資金が注ぎ込まれたのだという関係性について、華々しい成果を手放しに喜ばない人たちのほうがむしろ敏感だ。
それを、科学的な興味であるとか、知識や教養とか、そういう尺度で捉えてしまうのは、浅はかで大きな見当違いをしていると思う。

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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