タリバンより死刑宣告を受けた映画監督一家が安住の地を求めてヨーロッパへ旅する話。
スマホで映画が作れる時代。
電源とか電波とかどうしてるのかはちょっと謎。
交通費とか賄賂とかのお金も。

わりとサクッとイスタンブールまで出れているんだけど、そこから先が意外と大変。
移民に対する風当たりが強い。命を狙われる危機は回避できていると思うんだけど、迫害やら暴動やらで命を落とす危険性がまた別にある。

映画の内容は題名とは違ってあまり夜じゃない。しかし実際は夜の移動が多かったのかも。夜にスマホ使ってたら、敵に見つかっちゃう危険性大だし撮影できなかったのかも知れない。
そういえば、少々緊迫している移動のワンショットから、次の目的地に着いて落ち着いた具合のテンポが「水曜どうでしょう」のようでもあった。正しい様式が有るのだと思う。
移動に掛かった日数よりも、難民キャンプやら勾留所に留め置かれている日数のほうが随分と長い。

4人家族の妹が上白石妹っぽかった。Tシャツが邪悪なのがちょっと...
ブルガリアだったと思うんだけど、隣人のお兄さんが東京マラソンのTシャツ着てた。
ラストは...あれ禁固じゃん。その後大丈夫になったんだろうか?

.