原題は「Sous les toits de Paris」

ルネ・クレール レトロスペクティブより。
1930年製作。
このラインナップの中では最も古い作品らしい。

屋根の下というか、屋根の上のアパートの煙突が興味深い。世帯ごと独立しているのかな?
鉄道が登場する。当然SLだ。
ルーマニアから来た女の子ポーラ。カールした髪とアンニュイな表情が印象的。パリの人に比べるとエキゾチックではある。
「巴里祭」にもポーラとして登場。あちらでは話をややこしくした人。

ポーラを巡って喧嘩になる。
ナイフを取り出すフレッドだが、ちっちゃいナイフしか持っていないアルベール。なぜかフレッドの取り巻きたちがかわるがわるアルベールにナイフを貸し出すんだけど、どれもこれもイマイチらしかった。

ラストが切ない。

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